白般若の飾り面に目を入れる

この面は、本ブログの平成26年11月22日「白般若の飾り面」で紹介したものです。
目の部分を金色にすることにしました。

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黄銅の平板を金切狭で切り、桜の木に色々な曲面の凹穴を設けた木型を使って、曲面を形成します。
左目は平板の状態、右目が曲面を出したものです。
右目のものは、これから瞳の箇所に穴を開け、表面を研磨したのちに着色をしてから嵌め込みます。

完成した般若は、5月から小樽市公会堂地下展示ブースで展示します。
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「小天神」彫り完了

4作目の作品「小天神」の彫が完了しました。

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天神は、その名の通り学問の神様として祀られている菅原道真に由来する。
能では、強い神の役柄として、「金札」「舎利」等に使用される。

彩色は5月以降に行い、8月に予定している能面展に出品いたします。

「長霊べし見」 彫り完了

本ブログ3月5日に制作中の「長霊べし見」を紹介しました。
本日、彫が完了しました。



彩色は5月以降に行い、8月の個展に出品する予定です。

長霊べし見



山口市の野田神社が管理している毛利家の能面の中で、通常の「長霊べし見」と異なった
相貌に惹かれ写しをしている途中です。。

゛ん”行の力強さがどれだけ表現出来るかが課題です。
彩色は5月以降となり、8月の個展に出品予定です。

鷹パートⅡ

能面「鷹」の2号面を制作しました。
木地のままですが、彩色は来年5月以降に行い、8月に予定している個展に出品します。

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「鷹」の木地仕上り品が出来ました。
上瞼の中央部が突起状に持ち上がっているため、眼が三角状に見えます。
そんなところから鳥類の中のもっとも鋭い猛禽類を想像させ「鷹」の名が付いたと言われています。
神霊としての「高砂」「養老」の後シテの男神役として用いられます。

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彩色は来年の5月以降に行う予定です。

鷲鼻悪尉パートⅡ

前回紹介した「鷲鼻悪尉」の2号面が完成しました。
2号面の制作の目的は、1号面での制作ミスを補い、より、完成度の高い面を制作することです。

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彩色は、来年5月以降に行いまして、夏の個展に出品する予定です。

鷲鼻悪尉

8月の個展以降、1作目の面となる「鷲鼻悪尉」のモデル面(木地仕上げ品)が完成しました。

これから来春までは、新しい作品を打ち貯めて、5月以降に彩色をおこないます。
ひたすら彫に明け暮れる北国の冬です。
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賢徳

狂言面「賢徳」が完成しました。

キョロリと斜め上を向いた目と、むき出しの上歯が特徴です。
馬や牛や犬などの動物として、様々に用いられます。

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8月の能面展に出品する予定です。

泣増

「増女」の特徴を強調した面である「泣増」は、宝生流の専用面とも言えます。
泣き顔が印象的なことから「泣増」の名が付けられました。

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今年の新作として、8月の能面展に出品する予定です。

平形般若

般若は女性の怨霊面として色々な曲に登場します。
現在ある代表的な般若は、用途別に赤・白・黒と呼称されています。
今回紹介する「平形般若」は、般若の原型ともいわれ、古い時代のものでした。

作品を制作するに当たり、彩色は能楽資料館が所有するものを参考にしました。
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本年8月の能面展に出品の予定です。

一角仙人

今年の新作一号が出来ました。
8月の個展に出品します。
この面は能「一角仙人」の専用面として使われます。

鹿から生まれた仙人であるために、頭部に鹿の角を生やしています。
どの様なストリーなのか興味が湧きますね。

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泣増パートⅡ

「泣増」の2号面が木地で出来ました。
前号で紹介しました面(右)と新作(左)です。

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今回の作品を彩色して、8月2日~8日に予定している小樽市公会堂での能面展に出品する予定です。
詳細な日程は、6月1日に小樽市市民会館の「平成28年、小樽市能楽堂公開」の発表で確定します。

泣増


「泣増」は宝生流の名物面です。
本来、「増女」として使われていましたが、他の同類面よりも泣き顔が印象的であったことから「泣増」と呼ばれるようになったとの記述が有りました。
今は木地の状態ですが、8月の個展に向けて彩色を施します。

平形般若の眼

般若は嫉妬した女性であることは知られています。
嫉妬の度合いを強く表現するために、角、目そして、歯を金色にします。
他には鬼神系の面も、目や歯などを金色にし、特異な存在を表わしています。
前回の記事から角が自前になりました。
また、金色の目を造りました。製作は黄銅の平板を使い、凹の木型に当てて金槌で叩いて凹ましながら
曲面を造り上げます。
最終の取り付けは、仕上胡粉を塗る寸前に接着剤で行います。

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また、角と歯は金泥を施します。

平形般若の角

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般若の角を制作している途中の過程です。
角の制作手順を紹介します。
面の指定されたところに11Φの穴を開けます。
左右の角は、角の下部に11Φの穴にピッタリと嵌合するような円柱を造ります。
次に左右の角の位置を測定し、その位置に角の型紙の頂点を合わせてケガキます。
この画像が型紙に沿って彫を進めているものです。

次の作業は、四角い形から円柱の形へと削り込みます。

平形般若

週末の気温上昇に伴い、積雪も大幅に少なくなりました。
このまま春に突入することを期待したいのですが、この先、真冬に戻る予報が出ています。

前回は狂言面の「賢徳」を紹介しました。
今回の新作品は「平形般若」です。これは般若の原型とも言える古い形式のものです。

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彫の制作途中で、細部の仕上が残っています。
彩色は5月以降に行い、8月に予定している個展に出品します。

賢徳

この面は狂言面として使われる「賢徳」です。桧材で打った木地仕上げ品です。

愛嬌の有る表情ですが、「賢徳」というお坊さんが、寒風に晒されたときの顔立ちと言われています。

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「賢徳」の役どころは多く、牛、馬、犬、そして、蟹などの精として登場します。

今年の5月以降に彩色作業にはいり、夏の個展に出品する予定です。

一角仙人パートⅡ

一角仙人の2号面が完成しました。
右の面は、このブログの9月20日の記事で紹介した面です。
今回の2号面は左のものです。

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どの部位も桧材ですが、こんなに色合いが異なるのも驚きです。

今回の2号面が、能面として彩色をいたします。彩色は来年5月以降となる予定です。

一角仙人

一角仙人のモデル面(木地仕上げ品)が完成しました。
この面は曲「一角仙人」に使用される専用面です。
この曲は、いわゆる唐物と言い、天竺での一角仙人と龍神との勢力争いを核とした曲の構成になっている。

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額上部に生やしている角は別物で作り嵌め込みで付けます。

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左隅の型紙に合わせ、右側の形状から形成して行きます。
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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