小天神

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8月の個展に向けて、新作第4弾として「小天神」が完成しました。
小天神も天神も、同じ曲に使われます。
天神は、学問の神様として祀られている菅原道真に由来しています。
能では、強い神の役柄として、「金札」「舎利」などに使用されます。

カール鬚など、毛書が大変でした。
本ブログの4月2日で紹介した木地の小天神と比べてみるのも良いでしょう。
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鷲鼻悪尉

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本年8月の能面展に出品する第3弾として「鷲鼻悪尉」が完成しました。
この面は神霊面で、鼻の形が鷲に似ているところから、付いたと言われています。
使用曲は「鼻瘤悪尉」に準じますが、少しおとなしい曲の「大社」などです。

本ブログの6月12日号で紹介した「鷲鼻悪尉の彩色」では、肌の状態は、いわゆるスッピンでした。
今回と比べてみて下さい。

長霊べし見

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8月の個展にむけて、新作第2弾として「長霊べし見」が完成しました。
謡曲「熊坂」では、牛若丸に長刀で戦いを挑み、命を落とした大盗賊の熊坂長範に用いられます。
へしむ表情には、内面に抱えた闘争心の強さが伺えます。

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8月の個展に向けて、新作1弾として「鷹」が完成しました。
この面は神体面で、上瞼の中央が持ち上がっているため、強い睨みを発しています。
鳥類の鷹を連想させるところから、「鷹」の名が付いたといわれています。
船弁慶などに使われます。

鷲鼻悪尉の彩色

前号で掲載した「小樽能楽堂夏季公開」の行事として計画している「外沢照章能面展」に向けて、能面の制作が最終段階の″彩色”に入りました。
今年の新作は4点です。順次、色付け→汚しを行い完成させます。
ここでは、昨年11月4日で紹介した「鷲鼻悪尉パートⅡ」を用いて彩色を進めています。
毛書と目や口の色付けをした、彩色途中の作品を紹介します。
まだ、未完成でして、顔の色付けと汚し、そして、顎鬚を付けます。

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完成した能面は、8/1(火)~8/6(日)の能面展でご覧いただけます。

白般若の飾り面に目を入れる

この面は、本ブログの平成26年11月22日「白般若の飾り面」で紹介したものです。
目の部分を金色にすることにしました。

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黄銅の平板を金切狭で切り、桜の木に色々な曲面の凹穴を設けた木型を使って、曲面を形成します。
左目は平板の状態、右目が曲面を出したものです。
右目のものは、これから瞳の箇所に穴を開け、表面を研磨したのちに着色をしてから嵌め込みます。

完成した般若は、5月から小樽市公会堂地下展示ブースで展示します。

「小天神」彫り完了

4作目の作品「小天神」の彫が完了しました。

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天神は、その名の通り学問の神様として祀られている菅原道真に由来する。
能では、強い神の役柄として、「金札」「舎利」等に使用される。

彩色は5月以降に行い、8月に予定している能面展に出品いたします。

「長霊べし見」 彫り完了

本ブログ3月5日に制作中の「長霊べし見」を紹介しました。
本日、彫が完了しました。



彩色は5月以降に行い、8月の個展に出品する予定です。

長霊べし見



山口市の野田神社が管理している毛利家の能面の中で、通常の「長霊べし見」と異なった
相貌に惹かれ写しをしている途中です。。

゛ん”行の力強さがどれだけ表現出来るかが課題です。
彩色は5月以降となり、8月の個展に出品予定です。

鷹パートⅡ

能面「鷹」の2号面を制作しました。
木地のままですが、彩色は来年5月以降に行い、8月に予定している個展に出品します。

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「鷹」の木地仕上り品が出来ました。
上瞼の中央部が突起状に持ち上がっているため、眼が三角状に見えます。
そんなところから鳥類の中のもっとも鋭い猛禽類を想像させ「鷹」の名が付いたと言われています。
神霊としての「高砂」「養老」の後シテの男神役として用いられます。

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彩色は来年の5月以降に行う予定です。

鷲鼻悪尉パートⅡ

前回紹介した「鷲鼻悪尉」の2号面が完成しました。
2号面の制作の目的は、1号面での制作ミスを補い、より、完成度の高い面を制作することです。

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彩色は、来年5月以降に行いまして、夏の個展に出品する予定です。

鷲鼻悪尉

8月の個展以降、1作目の面となる「鷲鼻悪尉」のモデル面(木地仕上げ品)が完成しました。

これから来春までは、新しい作品を打ち貯めて、5月以降に彩色をおこないます。
ひたすら彫に明け暮れる北国の冬です。
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賢徳

狂言面「賢徳」が完成しました。

キョロリと斜め上を向いた目と、むき出しの上歯が特徴です。
馬や牛や犬などの動物として、様々に用いられます。

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8月の能面展に出品する予定です。

泣増

「増女」の特徴を強調した面である「泣増」は、宝生流の専用面とも言えます。
泣き顔が印象的なことから「泣増」の名が付けられました。

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今年の新作として、8月の能面展に出品する予定です。

平形般若

般若は女性の怨霊面として色々な曲に登場します。
現在ある代表的な般若は、用途別に赤・白・黒と呼称されています。
今回紹介する「平形般若」は、般若の原型ともいわれ、古い時代のものでした。

作品を制作するに当たり、彩色は能楽資料館が所有するものを参考にしました。
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本年8月の能面展に出品の予定です。

一角仙人

今年の新作一号が出来ました。
8月の個展に出品します。
この面は能「一角仙人」の専用面として使われます。

鹿から生まれた仙人であるために、頭部に鹿の角を生やしています。
どの様なストリーなのか興味が湧きますね。

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泣増パートⅡ

「泣増」の2号面が木地で出来ました。
前号で紹介しました面(右)と新作(左)です。

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今回の作品を彩色して、8月2日~8日に予定している小樽市公会堂での能面展に出品する予定です。
詳細な日程は、6月1日に小樽市市民会館の「平成28年、小樽市能楽堂公開」の発表で確定します。

泣増


「泣増」は宝生流の名物面です。
本来、「増女」として使われていましたが、他の同類面よりも泣き顔が印象的であったことから「泣増」と呼ばれるようになったとの記述が有りました。
今は木地の状態ですが、8月の個展に向けて彩色を施します。

平形般若の眼

般若は嫉妬した女性であることは知られています。
嫉妬の度合いを強く表現するために、角、目そして、歯を金色にします。
他には鬼神系の面も、目や歯などを金色にし、特異な存在を表わしています。
前回の記事から角が自前になりました。
また、金色の目を造りました。製作は黄銅の平板を使い、凹の木型に当てて金槌で叩いて凹ましながら
曲面を造り上げます。
最終の取り付けは、仕上胡粉を塗る寸前に接着剤で行います。

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また、角と歯は金泥を施します。
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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