鷹 ―Ⅰ

鳥の鷹のイメージを兼ね備え、目が非常に鋭く,能動的な鋭さを出している。
三日月に似ている神霊の面。 

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「船弁慶」、「項羽」などの後シテに使われる。
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平形般若

「般若」は女性の悲しみや恨みの心を表現した面です。室町中末期の名匠 般若坊が、現在の「般若」の形を完成させたと言われていますが、これは、それ以前(室町初期頃)のものです。

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一角仙人

この面は神霊面です。
鹿の体内から生まれ、頭に角を持つ仙人。
竜神を岩屋に閉じ込める程の力を持ちながら、美女の誘惑に惑わされて神通力を失うなどの弱みを見せる。

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「一角仙人」専用面



山姥 -Ⅱ

この面は山姥の曲でも特殊演出の時に使われていると思われる。

「鬼の面の上手なり」と言われた赤鶴の作で、怪異の強い人間らしからぬ趣を出している。

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2015年6月写し

釈迦ーⅠ

これは神霊面である。
能の仏面として釈迦と不動がある。釈迦の面は大べし見の上から掛けられるので、やや大きめに作る。

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不動―Ⅰ

これは神霊面である。
密教の中心の仏。大日如来が一切の悪を払うために憤怒の相に変化したのが不動明王で、口を開けている点が仏像とは違う。
曲「調伏曽我」に使われるが、初めから能面として創作された面である。

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般若-Ⅲ

女性の嫉妬を表現している代表的な能面は般若である。
白般若は「葵上」で、赤般若は「道成寺」で使われる。

嫉妬以外の使い方として鬼女があり、「安達原」「黒塚」は黒般若が使われる。

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山姥ーⅠ

山に棲む巫女が年老いて妖怪となった。 

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「山姥」専用面として使用される。 

生成ーⅠ

夫に裏切られた女性の怒り、悲しみ、嫉妬、未練が入り交じった表情を示す。角が鋭く伸びきっていない所が般若に至らない姿となっている。

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「鉄輪」の後シテだけに使用される。

蛇ーⅠ

怨霊の女の面である般若の表現をもう一つ極端にしたもので、どの女の怨霊面よりも早くでき、龍や蛇の面として使われた。

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般若と同じ曲で、特殊演出で使用される。

般若ーⅡ

女性の怨霊をあらわした面。白般若は「葵上」に使うやや気品ある面である。

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般若ーⅠ

女性の怨霊をあらわした面。赤般若は「道成寺」などの身分が低い者であるときに使用される。

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橋姫ーⅠ

自分を捨てて若い女と一緒になった夫を殺すため、神に祈って鬼に変身を遂げた女。

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「鉄輪」の後シテだけに使用される。 

痩女ーⅠ

死相を表した女の幽霊の面。

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「砧」「求塚」「水無瀬」「松山鏡」などに使用される。 

二十余ーⅠ

名称の由来は「藤戸」の中で、二十余りで命を落とした青年の話からきている。

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「藤戸」専用面として使用される。 

蛙ーⅠ

水死の相を写したという言い伝えがある。

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「藤戸」などに使用される。 

痩男ーⅠ

死相を表した男の幽霊の面。

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「善知鳥」「阿漕」などに使用される。 
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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