「能面を打つ」 講演

 今月15日に音楽サロンみゅげにて行いました。
当日は秋雨前線の影響もあり、不安定な空模様となりましたが、和気藹々とお話をすることが出来ました。

当日の会場の様子です。
能面としては15面用意するとともに、モデル面(木地仕上品)も持ち込んで制作工程の説明に使いました。
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会場入口から見た風景

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会場内の様子

中休みには、このサロンのオーナーである藤本明日香さんのソプラノを聴くことが出来ました。
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開場前の発声の様子です。

後半は“体験コーナー”として、参加者全員が能面を掛けて歩いて頂きました。
能面を通して見える視野は狭く、ソロリソロリと歩く姿からうかがい知ることが出来ます。
能に接する事が初めての方が多く、夫々の面についての説明には“驚き”と“感銘の喜び”を表わしていました。

機会があれば第2部を開催し、能の愉しさを深く味わっていただきたいと感じました。
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小獅子

「小獅子」が完成しました。
完成と言っても、木地仕上げ品です。
「小獅子」は能の石橋に使われます。
同種のものとして「獅子口」がありますが、「獅子口」の金泥彩色に対して、
「小獅子」は金泥を使うことは無く、通常の彩色です。

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彩色は来年の春以降を予定しています。

小樽市民能

昨日は年1回の開催である「小樽市民能」を観ました。
この催しは、小樽市能楽堂を舞台として行う市民の手づくりの能楽公演です。

今年の目玉は、能楽堂移築時に失った切戸口の通路と関連の楽屋を仮設ながらも確立したことです。
これにより正式な能楽を演じることが出来るようになり、一段の盛り上がりが期待できました。

会場内での撮影が禁止されておりましたので、雅な様子を紹介できませんが、星の輝きを背景にしての公演は最高の盛り上がりでした。
毎年愉しみにしているのですが、手づくりの密度が年々濃くなっていく様子は感激です。

会場は満員御礼の状況で、市民に根付いてきたことが感じられて、家路までの足取りが軽やかでした。

益々の発展に期待します。
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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