始動

8月2日に個展も済ませ、まったりと過ごしてきました。
「長霊べし見」と「一角仙人」の制作型を手本に、打ち始めの様子です。

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夫々二つの粗彫を終えたところです。
先ずは制作型と型紙を用いて、一つを先行して制作をします。
一つ目の作品が木地の状態で完成したところで、細部の確認と修正箇所のコクソをしっかりと行います。
この状態が木地仕上げ品となります。

次に、一つ目の作品をモデルにして、二つ目の作品を打ちます。
二つ目の作品はコクソの無いように努めます。そして、彩色を行い能面となります。
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万媚 -Ⅰ

小面や若女の可愛らしさに艶麗さを加味したものである。
艶やかさが強調されているために幾分品位が劣る。

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万媚とは、万の媚態という意味である。
2015年6月写し

山姥 -Ⅱ

この面は山姥の曲でも特殊演出の時に使われていると思われる。

「鬼の面の上手なり」と言われた赤鶴の作で、怪異の強い人間らしからぬ趣を出している。

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2015年6月写し

白平太 ーⅠ

この面は鎌倉時代の武将であった荏柄平太胤長(エガラノヘイタタネナガ)を写したと言われている。

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「箙」「田村」「八島」「兼平」に使用される。
2015年6月写し

甘柘榴悪尉 -Ⅰ

柘榴の木で作った大悪尉という意味である。強さ恐ろしさを強調している。
悪尉の面としては趣が異なっている。

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「恋の重荷」「張良」「東房朔」に使われる。
2015年6月写し

小樽市公会堂地下展示ブース・8月の展示

同所での恒例行事となりました能面展も無事に終えることが出来ました。
例年以上の盛況となりまして、皆様の好奇心にお応えすることが出来たと感じております。

本日、常設展示ブースの月例展示品を更新いたしました。
今月は
「小べし見」
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「小面」
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「山姥(真蛇)」
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以上3点の能面は8月末日まで展示します。

能舞台から観る能面展会場

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ここは小樽市能楽堂の能舞台です。
能面展の会場は正面と脇の見所を使って行っています。

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橋懸りから正面の見所に配置された能面です。
8月2日(日)が展示最終日となります。
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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