小樽市公会堂地下展示ブース・9月の展示

九月の能面展示は「平形般若」「増女」「小尉」の3面です。その他、木地仕上げ品の18面は従来通りの展示内容です。
「平形般若」は今年の新作で、般若の原型との説もあります。
650年も前に出来ていたのですね。

9月は能楽堂の夏季公開も延長されているようです。是非この機会にご覧ください。

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平形般若

「般若」は女性の悲しみや恨みの心を表現した面です。室町中末期の名匠 般若坊が、現在の「般若」の形を完成させたと言われていますが、これは、それ以前(室町初期頃)のものです。

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賢徳

名前の徳はお坊さん表わしている。
大きな瞳が横にらみし、僧がびっくりしているように見えてユーモラスである。

馬、牛、犬、蛸、カニの精として使われる。

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一角仙人

この面は神霊面です。
鹿の体内から生まれ、頭に角を持つ仙人。
竜神を岩屋に閉じ込める程の力を持ちながら、美女の誘惑に惑わされて神通力を失うなどの弱みを見せる。

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「一角仙人」専用面



津軽三味線 in 小樽能楽堂

日中の気温が30℃に迫る10日に、薄暮の能楽堂で弘前大学・津軽三味線サークルの生徒さんによる公演がありました。

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公演は毎年行われ、今回が3回目で、豊かな三味の音を鑑賞することが出来ました。
北海道出身の部員が多く、故郷での公演でもあり、聴衆も応援を惜しみません。

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振付による演奏の頃には、月も出て謡曲「天鼓」のように、鼓の音が能舞台に響いたように思いました。

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素晴らしい一時を過ごすことが出来ました。公演を企画された皆様に感謝です。
来年も楽しみにしております。

能面展会場の様子

8月2日から行われている「外沢照章・能面展」の会場の様子を報告します。
会場オープン前のお客様がいない時に撮影しました。

展示は能面44面と木地仕上げ品(モデル面)を含め70面以上を展示しています。
種別を翁系・鬼神系・尉・男・女・怨霊系・狂言面と分けて展示しておりますので、鑑賞がしやすくなっています。
8月7日(日)17時までです。ご興味のある方はお早めにお越しください。
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会場入り口から奥にむかって、鬼神面・尉面・男面があります。
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会場入り口の右手奥には常設用展示ブースに翁系3面と木地モデル品18面を展示しています。

奥の部屋には女面・怨霊面・狂言面があります。
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特別展示として根付などの小物類があります。
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プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

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