「生成」

 能面展に向けての生みの苦しみ、最終となる作品「生成」の完成です。
 「生成」について少しばかり説明をしますと、この面は女性の嫉妬を表現したものです。
成ると言う意味合いは変化する化けるです。生はそこまでいたっていないという嫉妬の初期の段階を表わしています。
 他に嫉妬の形相を表わした面としては、「般若」や「蛇」があり、これらの別の呼び方として中成(般若)本成(蛇)とも言います。
 とても恐そうな嫉妬した顔立ちですが、この程度は序の口といったところで、般若は角で刺されそうですし、蛇にいたっては一気に丸呑みされそうな形相です。
 3つの作品は今年の個展に出品いたします。

 「第8回 外沢 照章 能面展」は7月4日(水)~ 7月10日(火) 小樽市公会堂ですが、詳細については本ブログの5月15日号をご覧下さい。

120629teru2.jpg
スポンサーサイト
プロフィール

外沢照章

Author:外沢照章
1984年から能面打ちを始めました。
定年退職を機に、2003年に小樽へ移住し能面打ちにハマっています。

カテゴリー
FC2カウンター
最近の記事
月別アーカイブ
リンク
ブログ内検索